新築と築浅の違いは?それぞれのメリット・デメリット
「新築」と「築浅」は同じように築年数の浅い物件ですが、微妙に定義が異なります。
新築と築浅ともにメリット・デメリットがあるので、どちらに住むか悩んでいる人もいるでしょう。
今回は、新築と築浅の違いをご紹介します。
新築と築浅の違い ①新築とは
1 新築の定義
新築は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」第2条第2項において、「建設工事が完了して1年以内の誰も住んだことがない物件」と定義されています。
1日でも誰かが入居したら、建設工事が完了して1年以内でも新築ではなくなります。
2 新築のメリット
なにもかも新品なので部屋が綺麗なのはもちろん、最新式の設備を導入している物件も多くあります。
また、「誰も住んだことがない」という満足感を得られるのも、新築に住むメリットでしょう。
3 新築のデメリット
マンションの耐震偽装が問題になったように、新築は建築会社の不正により「隠れた欠陥が発覚する」場合があります。
また、壁や天井などに用いる接着剤や塗料には有害なホルムアルデヒドが含まれているため、「シックハウス症候群」になるリスクもあります。
そのほか未完成のうちに賃貸契約をする場合、完成予定と異なる可能性があるのもデメリットでしょう。
新築と築浅の違い ②築浅とは
1 築浅の定義
新築と違い築浅の定義はありませんが、多くの不動産会社は「築5年までの物件」を築浅としています。
ただ、不動産会社によっては「築3年まで」と短く定義していたり、逆に「築10年まで」と長く定義していたりします。
2 築浅のメリット
新築に比べるとやや劣るものの、築浅も綺麗で最新式の設備を導入している物件が多くあります。
新築に比べると安い物件が見られるのも、築浅のメリットでしょう。
3 築浅のデメリット
新築と同様、シックハウス症候群になる可能性があります。
また、最近の新築は入居者を確保するため「礼金不要」「フリーレント(一定期間家賃を無料にするシステム)」などを導入する場合もあるので、新築より築浅が安くなるとは限りません。
「新築は高いから」といって最初から除外せずに、新築も築浅も両方見てみることをおすすめします。
まとめ
以上、新築と築浅の違いをご紹介しました。
新築と築浅は、それぞれメリット・デメリットがありますが、最近は新築と築浅の違いが少なくなってきています。
新しい物件を借りたい場合は、新築と築浅の両方を候補に入れて検討すると良いでしょう。
私たちコネクトハウスでは、新築物件や築浅物件を多数ご用意しております。
お引越しの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。