災害に備えよう!兵庫県明石市の津波防災についての取り組みをご紹介
平成23年3月11日に発生した東日本大震災の津波の被害はまだ記憶に新しいと思います。
それを受けて兵庫県明石市では津波浸水シミュレーションやハザードマップの充実、避難先など防災情報の整備に取り組んでいます。
それら防災情報の概要について紹介します。
明石市の津波避難先
兵庫県は海沿いの県なので、津波が来たときは海から遠く、高いところに少しでも早く避難しなくてはなりません。
しかし、避難する時間がなくなってしまった人が緊急的に避難するため、学校など公共施設を「津波一時避難ビル」を指定し、避難できるようにしています。
学校や市の公民館などが指定されますが、出入り口に津波一時避難の表示シールが貼ってあります。
市のホームページでも確認できますので、自宅から一番近い一時避難ビルの場所は普段から確認しておくようにしたいですね。
明石市災害ハザードマップを確認して防災意識を高めよう
明石市では災害ハザードマップを作成していて、地震による災害や、昨年相次いだ豪雨被害、台風の浸水についての防災情報をまとめています。
巨大地震の震度や津波、液状化の想定や、風害・水害による浸水の想定、避難所情報や災害時の情報入手方法などをまとめています。
みんなで見られる大きいポスターとして配布もしていますので危険箇所や避難場所について用意しておきたいですね。
もちろんホームページなどでダウンロードができるので、一家に一枚は用意をしておきましょう。
兵庫県・南海トラフ巨大地震の津波浸水シミュレーションと明石市における想定
平成24年8月に発表された南海トラフ巨大地震の津波想定のデータなどを基本として、兵庫県が変更を加えて公表しましまた。
それによると明石市での想定は、最高の津波の水位は2.0メートル、最短の津波の到達時間は115分、浸水面積は24ヘクタールとなります。
住宅街への浸水はないとされてはいますが、海岸沿いや明石川の下流など、低い土地の地域に住んでいる方は地震発生後60分以内に避難しましょう。
避難先は山陽電鉄よりも北をひとつの目安として、安全な高台などに避難しましょう。
まとめ
明石市では一時的な避難先である「津波一時避難ビル」を定め、南海トラフ巨大地震の津波想定データなどを踏まえて避難先を指示しています。
また、ハザードマップにより浸水災害に対してどのような被害が想定されるかなども公表しているので、一度は確認しておきましょう。
いざという時の明暗を分けるのは日頃の心構えと準備なので、早速、確認をしてみてはいかがでしょうか。
住みたい街について調べるときには、その街が行っている防災に対しての取り組みも調べるようにしましょう。
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