家計に響かないファミリー世帯の適正家賃は?
ファミリー世帯は単独世帯より世帯人数が多くなるため、単独世帯より生活費も多く必要になります。
また、子どもの教育費も必要になるので、最大の固定費である家賃の割合が高いと家計を圧迫します。
今回は、ファミリー世帯の適正家賃の目安についてご紹介します。
ファミリー世帯の適正家賃① 家賃の目安
一般的な家賃の目安は、「手取り収入の3分の1以内」と言われています。
しかし、ファミリー世帯は多くの生活費が必要なので、手取り収入の3分の1も家賃に使ってしまうと、家計が圧迫されて貯蓄に回す余裕が少なくなってしまいます。
また、ファミリー世帯は子どもの病気やケガなどで急にお金が必要になる可能性もあるので、家賃を「手取り収入の4分の1以内」を目安に抑えると安心です。
ファミリー世帯の適正家賃② 適正家賃の算出方法
1 適正家賃は税込年収をもとに算出する
現在の家賃と適正家賃を比べるためには、まず適正家賃を算出する必要があります。
1年間の適正家賃を算出するにはまず、手取り年収を「税込年収-(税金+社会保険料)」で算出します。
手取り年収を12で割って月収を出すと、月々の家賃と比較しやすくなります。
適正な家賃は手取り年収(月収)×0.3、理想的な家賃は手取り年収(月収)×0.25で算出できるので、現在の家賃と比較してみてください。
2 適正家賃と現在の家賃を比べる時の注意点
「ボーナス」「残業代」が大幅に変動する場合は、税込年収から差し引いて計算したほうが良いでしょう。
また、「住宅手当」を支給する会社もありますが、会社の業績によって増減する可能性があるので、これも税込年収から差し引いて計算することをおすすめします。
なお、現在の家賃には部屋代だけでなく、「管理費」「共益費」「駐車場代」なども含めます。
ファミリー世帯の適正家賃③ 家賃を抑えるコツ
ファミリー世帯の場合、「築年数」「アクセスの良さ」などを妥協して家賃を抑え、浮いた家賃を貯蓄に回すと安心です。
しかし、適正家賃を上回っているからといって、すぐに引っ越しをするのは難しいものです。
そこでおすすめなのが、今住んでいる賃貸物件の家賃を安くするよう大家と交渉をすることです。
特に住んでいる部屋が周辺の家賃相場より高い場合、家賃相場を提示して減額交渉すると安くなる可能性があります。
まとめ
以上、ファミリー世帯の適正家賃についてご紹介しました。
家賃次第で家計が楽になったり大変になったりするので、ぜひ適正家賃と比べてみてください。
家賃の目安を収入の4分の1以内に抑えることができれば、生活に余裕ができて安心です。
私たちコネクトハウスは、多数の賃貸物件をご用意しております。
お引越しの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。