賃貸物件のトイレにウォシュレットはつけられるの?
冬になると、トイレに入るのが億劫になりますよね。
お尻に当たるトイレの便座がヒヤリとして、最も寒い時期には少しトイレに行くのを我慢してしまいたい気持ちになる、なんてこともあるでしょう。
でも、賃貸物件だから、トイレをウォシュレットにすることはできない、と思い込んでいませんか。
必ずしも、賃貸物件だからトイレをウォシュレットにできないわけではありません。
どのような場合なら、ウォシュレットを取り付けられるのでしょうか。
今回は、賃貸のトイレにウォシュレットをつける際のポイントをご紹介します。
賃貸のトイレ①:ウォシュレットを取り付ける前にすべきこと
まず、賃貸物件は大家さんの持ち物なので、大家さん、もしくは管理会社に連絡をしましょう。
トイレは物件の備品ですから、勝手に何か手を加えると、退去時に問題になるのです。
自費で取り付けたいと言えば、よほどのことがない限りは許可されることが多いようです。
また、許可を得られたことは、きちんと書面で残しましょう。
後々、許可を得たかどうかで揉め事になり、賠償させられることがないとは言えません。
また、トイレの便座本体だけでなく、ウォシュレットを操作するリモコンを壁に取り付ける必要がある製品もあります。
その場合、壁に取り付け用のビスを打つ穴を開けなくてはいけませんから、壁のことも併せて大家さんに許可を取らなくてはなりません。
賃貸のトイレ②:設置方法
さて、大家さんから許可をもらえたら、いよいよウォシュレットを設置したいところですが、賃貸物件では未だにバス・トイレが一緒のお部屋が多いのが現状です。
残念ながら、そのようなトイレでは、ウォシュレットを取り付けるのは少し考え直した方が良いでしょう。
ウォシュレットを動かすためにコンセントが必要になりますが、バス・トイレが一緒の場合は湿気による漏電などの問題があるため、コンセントがないことが多いのです。
そうすると、防湿対応の製品しか設置することができませんが、それらは通常のウォシュレットよりも高額になってしまうのです。
バス・トイレ別の賃貸であれば、防湿対応でなくても問題はありません。
賃貸物件のトイレ③:注意点
ウォシュレットを取りつける際は、便座と壁の間の距離をきちんと測っておく必要があります。
万が一サイズが合わない場合はリモコンや、ウォシュレット本体についている操作パネルが壁にぶつかって、設置できないということになりかねないのです。
また、外した便座はきちんと保管しておくことも重要です。
便座は大家さんの持ち物ですから、大家さんの許可なく勝手に処分することはできません。
退去時に原状回復として便座を元通りにして行くことを求められるかもしれないのです。
そのため、便座は、それに付随するネジなどがあればそれも一緒に大切に保管しましょう。
まとめ
賃貸物件のトイレをウォシュレットにするには、まず管理者側が「知らなかった」と言わないような状況にすることが大切ですね。
快適にトイレを使うことができるウォシュレットですが、トラブルにならないように設置しましょう。
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